帰ってきたオークラRX−7

予選で上位のを狙うオークラRX−7、ストレートで前車のスリップを使いタイムアップする。










1999年GT選手権、夏の富士が暑かった。
オークラRX−7が第2戦の富士のあとSUGO、MINEに次ぐ第5戦の富士に帰って来た。
MINEでは10位完走、7月の富士の公式練習ではGT300クラス2位と好調なマシンに期待も膨らむ。

8月7日の午前の予選では雨が降ったりやんだりのコンディションでスピンが続出。
オークラRX−7も雨に足を取られコースアウト、マシンを痛め午前のセッションは修復にあたり午後の予選に一発逆転をかける。
午後の予選もGT500クラスのタイムアタックの時はもった天候もGT300クラスの時間になると、西の空は黒い雲が、雨が降るのも時間の問題と言う状況。石川、平野ドライバーが基準タイムを出したあと、上位を目指し再度タイムアタックに入る、しかし不運にも突然の大雨でタイムが上がらず予選クラス11位のスタートとなる。

8月8日の決勝スタート前、スターティンググリットでドライバーに聞いた処、「ドライならかなりいい感じだ、ストレートもスピードに乗ってる。」と自信が聞ける。
いよいよ決勝スタート。40台のGTカーがグランドスタンドを加速して行くのが聞こえる。Aコーナーではまだ団子状態だが順位を上げている様子だ。
その後順位を一時4位へ上げた時は<<いいぞ石川!!>>と応援団は大喜びしている。
しかしステアリングトラブルの修理で一時ピットイン順位を落とす。
その後の追い上げ、石川選手から平野選手に交代し二人の追い上げで前走者を次々パスするが、ピットインのタイム差を挽回しきれぬまま、クラス13位でゴールとなった。

レーススタート直後のAコーナー、団子状態の中ラインを変えながらポジション取りが目の前で繰り広げられる。

序盤の団子状態から一気に4位にジャンプアップしてきたオークラRX−7、2台のロータリーサウンドが耳の鼓膜を刺激する。

平野選手に変わっても前車を追い上げ続けプレッシャーをかける。自己ベストを刻む
<行けてるヤツだ!!>



オークラ番外編

1:どんな感じ?
2:いい線行ってる!
3:どの娘だよ、教えてくれよ

?・?・?

こんな会話があったかどうかは判りませんが、レース前余裕の3人組でした。

















シャレですからファンのみなさんゆるしてね。