第2回オールマツダクラシックカーフェスティバル

 1994年11月の第1回が開催されてから3年、1997年9月マツダファンが待ちわびた第2回オールマツダクラシックカーフェスティバルが広島県のマツダ三次テストコースで開かれた。
 イベントははロータリー生誕30周年とクラブ結成20周年とかさなり盛大なものになり、マツダの歴代のクラシックカーが約100台勢揃いし会場の各所で歓声が響いた。
 イベント内容は、初日がホテルでの前夜祭、ゲストに迎えた往年の名ドライバー片山義美氏のドラテク講座やマツダの立花氏、鈴川氏、西山氏、山本氏のスポーツカー作りの開発秘話、ミスロータリーを交えた記念撮影と盛り上がった。
 二日目はテストコースを自分の愛車で走るパレード走行で開始され、高速周回路を使った体験走行、新型車の試乗会、コンクールデレガンスなど盛り沢山で、参加者は愛車自慢や試乗会を楽しみ豪華な昼食に時間を忘れた。
 イベントのフィナーレは日本車唯一の1991年ルマン24h優勝マシン787Bのデモラン、マツダ本社のミュージアムからこのイベのントために特別に運ばれた。
 マシンは前回のイベント以来3年ぶりの走行、片山氏がチャージマツダのレーシングスーツに身を包みドライブする。787Bはガードレール越しのわずか5メートルほど先を独特な4ローターロータリーサウンドを響かせ疾走して行く。
参加者はそのマシンに一瞬声が出ない、しかし数周の周回後片山氏がマシンから降りてきた時の歓声と拍手はロータリーサウンドに負けないものがあった。
 

メイン会場には様々な車の姿が見える

コースに並んだ約100台の参加車両、隊列が長く後ろは見えない。

三好のテストコースを列をなしてコスモスポーツが進む

最高の走りを見せた片山氏とMAZDA787B、ルマンを24h走りきったレプリカではない本物のチャンピオンカーだ。